買取品 | クラシックCD200枚、その他書籍 |
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ご依頼地域 | 東京都練馬区 |
買取方法 | 出張買取 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフのコメント
前にも来てもらったことがあるんだけど、クラシックCDと文庫本などをお願いしたいんだけど来れる?という電話をいただき練馬区に伺いました。
電話の続きです。
住所とお名前を伺いましたが、どのような内容だったかは思い出せません。
「以前伺ったときには、どのようなものを買い取らせていただきましたか?」
「前のときにもクラシックCDが多かったですね。CDの全集とかを買ってもらいました」
「ああ、カラヤンの全集やオペラのVHSビデオなどを買い取らせていただいた?」
「ああ、そうです、そうです」
完全に思い出しました。このご依頼人から買取をするのは、おそらく5回目位でしょうか。1回目の買取が非常に印象に残っています。当店は、店舗を持っているわけではないので持ち込みの買取は行っておりませんが、ごくまれに荷物を持っていきたいんだけど、という連絡をいただきます。
この依頼人もそうでした。しかも事前にご連絡をいただいたわけではなく、家の前に車を停めた状態で電話をしてこられました。
「荷物を持ってきているんだけど、買ってもらえる?」
「どこにですか?」
「お宅に」
「今?」
「はい」
「・・・・・・」
家の前には長時間車を停められません。近くの公園のそばに駐車していただき、待っていただくことにしました。台車にコンテナを積んで急いででかけます。
「急に押しかけてしまってすいませんね」
「大丈夫ですよ。でも、家にいたので良かったです。無駄足になってしまったら申し訳ないですから。」
この時に何を買い取らせていただいたのかは忘れてしまいましたが、大型の全集のようなものだった気がします。
「まだ他にも買い取ってもらいたいものがあるから、またお願いしますね」
「是非、宜しくお願いします。今度はこちらから伺わせていただきますので」
このような、挨拶は良くさせていただきますが、本当に再度連絡がいただけるかどうかはわかりません。基本的には期待せずにいます。
それから数カ月後、連絡をいただきクラシックCDの全集があるので、買取に来て下さい。という連絡をいただき、数百枚のクラシックCDを引き取らせていただきました。
その後も、全集に付属しているはずの付録がなくて再度、受け取りに行ったり、大型本を見せていただいたりしました。
最後に訪問した時に、CDが床にキレイに並べられていて
「これらのCDはお譲りいただけませんか?」
「まだ、これだけはとっておきたいんだよね」
良いCDがたくさん残っています。このご依頼人のクラシックCDには、非売品の未開封CDがたくさん含まれているので、それらも残念です。
「またいつか、CDを処分する気になったら是非、当店にご連絡下さい」
「わかりました」
という会話が最後でした。それがおそらく数年前になります。
とうとう、あのCDを処分する気になったのかな?楽しみだなと思って訪問しました。
ご挨拶を済ませ、書斎に案内していただきます。
床に本が並べられていて、その隣にCDも並べられています。本については文庫本が多く、セットで揃っているものに値段をつけさせていただき、CDに移ります。しかし残念ながら前回あったCD全部ではなく、そのうちの1/4程度でしょうか。しかし、良いものばかりです。非売品の未開封CDも何点か混ざっています。
このような面白そうなものもありました。
「すべてのCDを処分するわけではないんですね?」
「まだ、他のものは残しておきたいんだよ。まだ、結構な数があるんだけどね」
それは存じています。
また次回の依頼を楽しみに待っていようと思います。