原久美子写真集他 50冊 調布市 出張買取

スタッフのコメント

写真集が200冊位あるので、出張に来てほしいという電話をいただきました。
200冊あれば問題ないだろうと思いましたが、場所を伺うと調布市とのこと。微妙な距離だなとは思いましたが、写真集が不足してきていたので、伺うことにしました。

ご依頼人宅はマンションでしたが、来客用の駐車スペースはないとのことでしたので、近所のコインパーキングに車を停め、台車をゴロゴロと転がして伺います。

部屋に案内され、こちらになりますと見せていただきますが、どうも数が少ないなという印象です。200冊はない。50冊位しかあるように見えません。おかしい・・・イヤな感じ・・・。

「写真集が200冊くらいあるというお話だったと思いますが、これで全部ですか？」
「ああ、これで全部です。ほかにもたくさんあったんですが、汚れていたので・・・」
「汚れていたので、どうしました？」
「処分してしまいました」
「ええっ、そんな・・・どこかによけてあるとかではなくて・・・」
「はい、捨てちゃいました」

写真集が200冊ということだったので、調布まで来ましたが、50冊では非常に厳しいです。50冊でしたら出張買取ではなく、宅配買取を提案させていただくところです。しかし、仕方ありません。何度も出張買取に伺うと、想定とは違っていることが何回かに1回はあります。

ともかく積んである写真集を見せていただきます。
プレミアが付いているようなものはありませんが、内容は悪くありません。

・・・ということは捨てられてしまったものの中にも、きっと良いものがあっただろうな・・・残念だなぁ・・・くやしいな・・・悔やまれるな・・・電話でもしてもらえていたらな・・・。

しかし、ご依頼人にこの事を言っても、捨ててしまった写真集はもどってこないため、黙って飲み込みます。

【ご依頼人の皆様へ】
ご依頼を受けるときに、量を伺って買取可能かどうかの判断をしていることが多いため、実際に訪問したときに著しく量が違っていると非常に困ります。この位あると思っていたけどもっと多かったなど、量が増える分には問題ありませんが、ご自身の判断で捨ててしまい量が減ってしまうという事はないようにお願いいたします。

電話でもCDが少しあるということでしたので、それも見せていただきますが、ところどころに良いものがありますが、捨てられてしまった写真集の事が頭を離れず、盛り上がりません。しかし、そんなことは顔に出さずに査定を進めます。

マンションから車までが非常に遠く遠く遠く感じられたのは言うまでもありません。