カフカ全集他 400冊 練馬区 出張買取

スタッフのコメント

「ホームページ見て電話かけてるんですけど、出張ってやってますか？」
「やっておりますが、内容と量によって出張に伺えるかどうか判断します。どのようなものがどのくらいの数がありますか？」
「あれがあるよ。カフカ全集。他にも色々あるよ。」
「どのようなものが」
「岩波文庫とか、講談社文芸文庫とか、いろいろ」
「量はどのくらいありますか？」
「多分、3～400冊位あるかな」
「そうですか、それでは訪問させて下さい」

ご依頼人と挨拶を済ませ、書斎に通していただきます。
床に本がきれいに積まれています。カフカ全集の他に

・モンテ・クリスト伯
・日本の歴史
・米欧回覧実記

査定額をお知らせする前に、部屋を見回すと棚にCDがたくさん並んでいます。すべてクラシックです。一応聞いてみます。

「目に入ってしまったので、ダメもとで伺いますが、こちらにあるクラシックのCDの売却は考えていませんか。というか譲っていただけませんか？」
「ああ、これはね、まだしばらく残しておこうと思ってるんですよ」
「ああ、そうですか。それでは仕方ないですね」
「実は少し前に、何百枚か売っちゃったところなんだよ」
「ああ、そうなんですか。じゃあ今残っているのは選ばれたもののみということなんですね。残念ですが仕方ないですね。」

「まだ整理がおわってないんですけど、まだ他にもたくさん本があるので、見てみますか」
「是非」

「こっちの部屋です」
「失礼します。おおーーーーーーーーーーー」

180cm×180cmのスライド本棚2棹に本がパンパンに詰まっています。どれも良いものばかりです。

「また処分する時が来たら、おたくにお願いするよ」
「ありがとうございます。是非、宜しくお願いします」